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コンサバトリーとは
コンサバトリーとは、元々ガラスで囲まれた温室のことをいいます。語源はConserve(保存)に由来し、18世紀頃に南欧から持ち帰ったフルーツの保存場所として建てられたのが始まりと言われています。イギリスでは植物のための温室として発展し、やがて生活空間の中に取り入れられるようになりました。
サンルームよりもガーデンルームよりも庭にはり出した住空間を重視しているのが特徴で、ガラス越しに太陽光をたっぷりと取り入れます。屋外と屋内の中間的な空間で、植物に囲まれながら食事やくつろぎのスペースとして活用されます。
コンサバトリーの歴史
数世紀前の英国貴族が所有

コンサバトリーの原点は、数世紀前の英国貴族が所有した、植物や果実を保存・栽培するための温室に始まります。その後、建築技術や建材の発展に伴い、温室から居住空間へと進化していきました。
時代背景に沿った様々な建築デザインを取り入れ、室内や庭では得られない非日常的な空間として親しまれるようになりました。太陽・雨・草花などの自然を近くに感じることができる一方、機能性に優れ、お洒落を楽しむことができるコンサバトリーは、感性豊かな暮らしの一助となっています。
200年経った今でも愛され続ける理由がここにあります。
花や植物を守り育てる
スペースとして使用

17世紀頃から南方より持ち帰った珍しい植物や柑橘類等を保存する為の温室が始まりです。18世紀頃には、貴族達の間で富の象徴としてエキゾチックな花や植物を守り育てるスペースとしてコンサバトリーを所有する事が流行しました。
その後、建築技術や建材の発達に伴い、グリーンハウスから、開放的な居住空間であるコンサバトリーへと進化してゆきますが、英国の伝統あるデザインには王朝時代の名称が付けられています。
『200年以上にわたり英国文化に培われたコンサバトリーは、花や草木と親しみ、庭園という空間を居室に居ながらもっと近くに感じたい、という園芸大国ならではの感性が創り育てたもの。素材が時代とともに進化しながらも、伝統的スタイルが、その歴史を伝えています。』
代表的なスタイル

Georgian style
ジョージ王朝時代(18世紀〜19世紀中頃)
多角形(正面5面)な伝統的スタイル『ジョージアン』
巾約900mmあるパネルはフレームも気にならず、ゆとりの視界が広がり、周りの植栽が良く見えます。

Victorian style
ビクトリア王朝時代(19世紀中頃〜20世紀初頭)
多角形(正面3面)な伝統スタイル『ビクトリアン』
英国で最もポピュラーなコンサバトリースタイルです。屋根骨材が多いので、強度に優れています。

Edwardian style
エドワード王朝時代(20世紀初頭)
伝統スタイル『エドワーディアン』
四角形で日本家屋の寄棟屋根に近く、違和感のない重圧さと新鮮さを感じます。内部のコーナースペースが広く有効に活用でき、ファニチャーも余裕に設置可能です。
無限に広がる
コンサバトリーライフ
コンサバトリーは、あなたの「もう一つの部屋」として様々なシーンでお使いいただけます。

家族との時間に

友人との集まりに

キッチンに

仕事に

くつろぎの時間に
